刈須磨ジョージです。
おしゃれな人はパーマをしている人が多いけど、薄毛になるとなかなかする機会がない…なんて思う人は多くないでしょうか?たしかに1度パーマをすると目立ってしまって、薄毛まで見られてしまうのではないか?と思うかもしれません。
さらにパーマというのは薬剤を髪の毛につけるまではいいですが、頭皮にかかってしまい、薄毛にはあまりよくないかも…と少し勇気が必要です。
そこで今回はパーマをするのに、あまり勇気が出なくて前に進めない人のために、薄毛でもパーマをかけてもいいか詳しく調べてみました。もちろん興味があってパーマをかけたい人は、ドンドンやってみてくださいね。
薄毛だからこそパーマはハゲるか気になる…
まず薄毛にパーマをかける前に、頭皮のダメージが気になりますよね。薄毛を隠すためにパーマをしても、薄毛の部分が進行していたら、すぐにパーマを中止しないといけません。それではショックが大きすぎてやる意味もないでしょう。
ちなみに一般的なパーマは、アルカリ性の薬剤を使って無理やり髪の毛のキューティクルを開かせて、そのあとに薬剤で形をつけるという方法を使っています。もちろん頭皮についてしまえば、酸性の頭皮はダメージを受けるでしょう。
つまりもしアルカリが強い薬剤を使い、そして頭皮そのものが弱っているなら、パーマをかけた場合に頭皮が荒れてしまいます。
ですから薄毛を隠すためにパーマをかけるときは、自分の頭皮をチェックして、なおかつ使われる薬剤が弱いものを選ぶ必要があるわけです。
美容院でパーマをかける場合は自分で選ぶことができないので、あらかじめ美容師さんに「薄毛だから弱い薬剤を使ってほしい」と、相談しておくことがポイント。それでも荒れるかもしれないというリスクも、しっかり頭に入れておくほうがいいでしょう。
そして頭皮についたパーマ剤の害を少しでも少なくさせるには、まず残ったパーマ剤を頭皮から落とし、アルカリを中和させる酸性のものを頭皮につけるのが重要!ですからアミノ酸シャンプーを使うのがベストですね。
薄毛でもボリュームアップできるパーマとは?
そもそもパーマをなぜおすすめしているのかというと、薄毛を隠しやすいからです。本来髪の毛はクセが決まっていて、いつも同じ方向に髪が流れるはずです。しかしパーマを使うことで、その方向と違うほうへ自由自在に変化させられます。
さらに髪の毛1本ずつがウェーブするので、髪の毛同士に空間ができ、ボリュームをアップして薄毛をカバーできるでしょう。しかしそのパーマにも種類があり、薄毛の症状や好みに合わせて、その種類を選ぶといいですよ。
よく見るクルクルした髪型はコールドパーマ
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よく道端で見かけるクルクルした髪型の人は、コールドパーマという種類を使っています。昔でいうおばちゃんパーマも似たようなもので、今の流行はゆるくふんわりさせているものが多く、おばちゃんのようには見えません。
髪をねじるツイストパーマでフサフサに!
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今ではあまり見かけなくなりましたが、髪を立たせるのが得意なパーマが、このツイストパーマ。全体にパーマをかければ漫画のような、ツンツンした印象になります。薄毛の人はここまでする必要はありませんが、部分的に使えばうまく薄毛を隠せるかもしれません。
くせ毛風にしたいならピンパーマ
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個人的に薄毛に使えるのはピンパーマ!コールドパーマはロッドといわれるものに、髪の毛を巻き付けてパーマをかけるのですが、これは毛先にピンを挟むだけという方法です。
ですから髪を引っ張る必要もないので、頭皮や髪の毛のダメージは少ないうえに、持っていきたいところへ、髪を自由に変えられます。しかしその分パーマの持ちが悪いので、そのデメリットも知っておくべきですね。
薄毛に似合うパーマって?参考に髪型の画像を紹介
上記で紹介したようにさまざまな種類のパーマを使い分けて、美容師さんや理容師さんに髪型を作ってもらいます。もちろん他にも種類があるので、聞いてみてくださいね。もちろん薄毛の人と相性が悪いものもあるので、注意して選ぶといいでしょう。そこで薄毛を隠しやすくてちょうどいいパーマを使った髪型を、見つけてみました。参考にしてみてくださいね。
M字ハゲで悩んでいるならサイドを刈り上げてパーマ
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M字とはおでこの剃りこみだけが、M字のように薄くなっているハゲ方。これをパーマで隠すならちょうどいいでしょう。そもそもこれを隠すには、まずサイドを刈り上げてツーブロックにするのがおすすめです。
その周辺が短くなることで、M字がボケます。そして髪を伸ばしたところは、パーマをかけて視線をそちらに向けさすと、その部分が目立たなくなるんです!もちろん前髪を長くして横に流すとM字部分が隠れて、さらにわからなくなりますよ。
頭頂部が気になるなら髪をかき上げてくせ毛風に
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この画像はツーブロックになっていますが、もちろん刈り上げなくても問題ありません。しかし薄毛隠しのポイントは、視線をバラけさすことがポイント。髪を伸ばすところと短くするところのメリハリをつけると、頭頂部に目がいかないでしょう。
そして長く伸ばしたところは、パーマでふんわりさせつつ前髪を上にかき上げて、それもボリュームの一部にしてください。すると髪が薄いという印象を避けられます。
おでこが気になるなら髪を下してトップを高く
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どうしても生え際が後退していくと、おでこが広くなってどうしようもない感じになるでしょう。それはパッと見た感じ、おでこの髪の毛のバランスが悪くなるからです。
そこでツイストパーマや、ピンパーマでトップを高くさせましょう。するとおでこの広い部分と、髪の毛の高さのバランスがよくなりますよ。髪の毛を下せばおでこの広い部分が隠せて、さらに薄毛が目立ちません。
薄毛でも失敗しないパーマのオーダー方法
本来男性なら髪の毛を切ったら終わり!という人が大半ですよね。しかしパーマをかける場合は作業がふえるので、特別に何かしないといけないの?と、不安になるでしょうね。
もちろんそんなことありません!薄毛の人がパーマをかけるのも、カットをするのも、基本的には同じ!オーダーの方法に違いはないので、安心してくださいね。
でも少し注意することがあるので、そこはしっかり守って美容院や理容室へ行きましょう。
事前にパーマの写真を準備しておく
まず美容院へ行く前に、「こんなパーマをかけたい!」という写真があれば、先に準備しておくのが最低限のマナーです。美容師さんはあなたがどんな髪型にしたいのか、詳しく知ってから髪にパーマをかけます。
しかもパーマは自由に変化させられる分、深く髪型を把握しておかないと、失敗する可能性が高い施術です。
とくにコレ!というものがない場合は、美容院にあるヘアカタログでもいいので、とにかく雰囲気だけでも伝えましょう。薄毛が隠れさえすればいいというのは、伝わりにくいです。
美容院に行く前は整髪料をつけない!
そしてとくに注意すべきなのは、美容院へ行く前に、ワックスなどの整髪料はつけないでください。整髪料は髪の表面に、しっかり膜となってくっついています。
ですからちょっと水に濡らしても、すぐには落ちないので、最初にシャンプーをする羽目になるでしょう。それだけならいいのですが、そのあとに髪を乾かして髪の状態を見る美容師さんも多く、普段の髪型をチェックしにくくなります。
髪をシャンプーした直後は、毛穴に汚れが落ちているので、自然とふんわりしているんです。つまり美容師さんからしたら、普段の薄毛の程度があまり少し分からなくなる場合があるので、何もつけずに美容院へ行くのがベストですよ。
パーマのセットの仕方は意外に楽でおすすめ!
カットだけした時と違い、パーマはセットをしたほうが、薄毛を隠しやすくなります。もちろんそのままでもふんわりして、薄毛が隠れているように見えますが、外に出るとそれが崩れる可能性があるんです!
そもそもパーマは湿気があると、形を変えやすくなるため、薄毛が目立つ可能性もあるでしょう。ですからしっかりセットをすれば、整髪料が膜となって湿気をカバーしてくれますよ。
ドライヤーでしっかり根元だけを乾かす
まずセットをする前に水で根元まで濡らし、湿気を含んだ状態が始まりです。その濡れた髪を、まず根元から乾かしましょう。髪の毛をつかんで根元を浮かすイメージです。ふんわりと髪の毛が立ったら、今度は冷風で乾かしてくださいね。形がつきやすくなっておすすめです。
毛先はパーマが出やすいように半乾き
パーマの場合は根元が乾いたら、これでドライヤーを使うのはやめましょう。先ほども紹介しましたが、湿気でパーマは変化します。逆に湿気を残すことで、ウェーブが残ってくれるわけです。
逆にしっかり乾かしてしまうとクネクネやクルクルとした髪の毛が、まっすぐになりやすくなるので、薄毛をカバーしにくくなります。ですからドライヤーを使う場合は、毛先を避けて乾かすのがポイントですよ。
固まりにくいソフトな整髪料がおすすめ
湿気がポイントのパーマは、整髪料でも同じ!ハードの固まる整髪料だとパリパリになって、ふんわりとした見た目が少しなくなります。ですから薄毛を隠すならソフトなものがおすすめです。湿気が残って膜もある程度キープできるので、パーマの持続力が違いますよ!
まとめ:肌が弱いなら避けるのが無難!でも薄毛が隠れやすい!
薬剤を使って髪の毛にクセをつけることができるパーマは、薄毛にちょうどいい施術になります。しかし髪の毛はいいにしても、頭皮には必ずダメージを受けるでしょう。この痛みを気にするならパーマをやめたほうが無難ですが、薄毛を隠したいのならおすすめ!使い分けてパーマをかけてみてくださいね。
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