刈須磨ジョージです。
とにかく薄毛に悩んでいるあなたが今考えているのは、「うまく髪型で隠すべき」か、「坊主にして紛らわすか」のどちらかでしょう。
坊主にしようと思っている人は、まず髪型で隠すのをまず挑戦してみてくださいね。髪を切ってしまうと元に戻すのは時間がかかってしまうので、坊主にするのは最終手段です。
ではうまく髪型で隠すなら、どんなものかいいのか?それはオールバックやリーゼントのような髪の毛を長めに残して、髪を覆ってしまう髪型がちょうどいいでしょう。その魅力やセットの方法などを具体的に紹介しておきますね。
オールバックとはどんな髪型?薄毛との相性とは?
まずオールバックはどんな髪型か、想像できる人は多いでしょう。長めの前髪を後ろにもっていき、おでこを出したものです。昔からある髪型でもあるので認知度が高いのですが、薄毛になってからでも変えていいのか気になるところでしょう。
もともとこの髪型は前に落ちる前髪を後ろにもっていき、邪魔にならなくするためにする髪型。ですからパッと見た感じ、スッキリとした印象ができ、薄毛対策にもってこいです。
薄毛を感じさせなくするには、清潔感が出るような髪型にするのがポイント。オールバックはそれができるものなので、前髪が伸びている人はやってみてください。セットの方法もそこまで難しくなく、挑戦しやすいですよ。
ワイルドになりたいならコレ!リーゼントとはどんな髪型?
一般的なリーゼントとは前髪を高くして、前に出っ張った部分を連想させますが、それはポンパドールという別の髪型!リーゼントとはサイドの髪を、後ろに流すことをいいます。
しかし一昔前の不良がよくしていたというリーゼントは、ポンパドール込みの髪型。今ではそんなイメージのおかげで、間違えてしまいがちです。もともとサイドの髪を後ろに流す髪型から、スッキリした印象にも見えるので、薄毛にもピッタリでしょう。
ちなみにどちらの髪型もスッキリした印象になりますが、正式名称であるポンパドールにするには、かなり髪を伸ばさないといけません。ですから現実的には、オールバックとサイドを後ろに流すリーゼントの組み合わせが、薄毛に関してはおすすめになるわけです。
薄毛をカバーできるオールバックの素朴な疑問
前髪を後ろに持ってくるこの髪型は、セットしないときれいに見えなくなります。だからなのか疑問に思うことが多く、薄毛の人は不安になるでしょう。そんなよく耳にするオールバックの疑問をまとめてみました。
オールバックをしても頭頂部の頭皮が見える?
そもそもオールバックで薄毛をカバーする場合、それが1番できるのが後頭部。後ろに前髪を持っていくので、隠せられるのか気になるところでしょう。たしかにそれができないことはないですが、前髪の長さと全体の髪の毛の多さが問題になります。
その長さがなくても薄毛を隠すポイントでもある清潔感がアップするので、そのあたりはあまり気にしなくていいですよ!相手が薄毛を見つけられるかというより、あなたが安心できているか、精神的に落ち着けるかが薄毛隠しの重要な髪型選びになります。
ストレスで薄毛が進行するのを、防ぐのが最大の役割と思っておきましょう。
オールバックにすると生え際はどうなる?
おでこを出すスタイルになれていないと、頭皮が透けて見えないか、少し不安になりますよね。とくに生え際は頭皮が透けやすい、とくに気になりやすい部分です。しかしそれはセットの方法次第で、どうにでもなるでしょう。
前髪をふんわりさせて高くするなら、どうしてもボリュームが少ないと目立ってきますが、それならピチッとした髪型をすればいいわけです。
後ろにすべて持っていくわけでなく、サイドに流して73分けのように変形させれば、髪を寄せられるので頭皮をカバーできますよ。
もしもM字ハゲがオールバックにすると似合う?
実際に芸能人でもM字になっていても、オールバックをしている人はたくさんいます。それを見て似合っていないと思うでしょうか?
じつはオールバックはおでこの部分ではなく、顔の形のシルエットで似合うかどうかが判断されます。オールバックのシルエットは、なんと西洋人より日本人のほうが似合うんですよ!
髪型が似合わせるポイントは、トップを高くさせること。これには理由があって、日本人はこのトップがつぶれた頭の形をしているからです。
だからトップをふんわりさせたほうがいいのですが、逆にどんな髪型でも似合う印象の西洋人は、オールバックにしたときはふんわりさせません。
それはトップが高くなっている頭の作りになっているからです。オールバックはどうしても後ろに前髪を持っていくので、髪がふんわりしてしまい、日本人のほうがセットしやすくなります!
だからこそM字だからというのは関係なく、オールバックは似合う人が多いわけです。
そもそもオールバックにしているとハゲる?
よくオールバックをしすぎると、おでこが広くなると耳にしますが、薄毛の人にとって大きな問題ですよね。
これもあまり気にすることはありません。オールバックにしたから広くなるわけでなく、もともと進行しているタイミングでオールバックにしたから広くなっているんです。
もちろん後ろに無理やり引っ張ってセットをしている人は、その刺激が強すぎて薄毛になることはありますが、薄毛の人はそんな危険なことはおそらくしません。
ストレスも関係しているかもしれませんが、薄毛に悩みだしたら、とにかく生活習慣から見直す努力をしてくださいね。
オールバックやリーゼントのカッコいい画像集
「おでこを出すのに抵抗がある」、「髪を伸ばすと薄毛が目立つ」、「オールバックはハゲる原因になる」など…。そんな不安がたくさんあれば、この髪型に変えるのにも勇気が必要になります。そこでかっこいい髪型を集めてみましたので、やってみたいという好奇心が出れば幸いです。
リーゼントとオールバックの王道スタイル!
FRONT
SIDE
BACK
そもそも髪型をセットする場合は、整髪料が必要になります。それもうまく使いこなせていないと、髪の毛がペッタンコになって残念な状態に…。
しかし前髪を後ろにもっていくオールバックはふんわりさせやすく、薄毛をカバーしつつおしゃれに見せてくれるでしょう。さらにサイドを後ろに流すリーゼントと組み合わせると、カバーできる範囲が広がります。
そんな髪型の基本的なことができている画像がコレ!髪が長めなのに、耳が出せていてスッキリとした印象になれますよ。
M字ハゲやボリュームが気になるならこの髪型!
FRONT
SIDE
BACK
基本的なオールバックより、前髪を長めにしているのがこのスタイル。そのため横に流して、片方のM字部分が隠れているのがわかるでしょう。ですから両方M字に薄くなっているのかわからないため、薄毛をボカすことができるわけです。
サイドはツーブロックになっているためわかりにくいですが、後ろに流してリーゼント風になっています。スッキリさせたいのであれば、画像のようにしてほしいと、注文すればいいでしょう。
髪を高くふんわりさせたオールバックならコレ!
FRONT
SIDE
BACK
先ほども紹介したように、髪をふんわりと立たせることで、似合うようになるのが基本的なポイント。せっかく髪を後ろに持ってくるなら、ふんわりしやすくもなるので、そんなオールバックにカットしてもらいましょう。
もちろん清潔感を出す前提で、オールバックやリーゼントにするわけですから、スッキリさせておきたいですよね。そこで今流行のサイドのツーブロックを、チラ見せさせています。ちょっとした遊び心もおしゃれには必要なので、それもやってみましょう。
美容院や理容室でのオーダーの仕方は?
坊主で薄毛をカバーしている人はバリカンひとつでなんとかできているでしょうが、オールバックやリーゼントにする場合は、美容院や理容室へ行かないといけません。
髪型を変える場合少し勇気が必要になりますが、しっかりとした美容師さんや理容師さんなら、とくに難しく考えなくてもきれいな髪型にしてくれます。
しかしそれは以下の方法を守っていないと、さすがのプロでも失敗するかもしれないので、どんなオーダーをすればいいのか紹介しますね。
オールバックもリーゼントも同じ要領!
ちなみにどんな髪型であろうと髪を変えに行く場合は、とにかく写真を準備しておくことは必須になります。それは美容師さんや理容師さんは、あなたがどんな髪型にしたいか、ある程度知ってカットをしたいと思っているからです。
それを知ってもらうために、オールバックやリーゼントの写真を、スマホからでいいので準備しておいてくださいね。そしてそれをもとに相談をすれば、スムーズに髪をカットしてくれるでしょう。
オーダー前にあなたの髪の状態をチェック!
もともとオールバックやリーゼントは、髪を後ろに持っていく髪型。ですからそれができるほどの髪の長さが必要になるので、そこは注意してくださいね。とくにオールバックはふんわりさせたいところなので、それなりの長さが必要です。10cmくらいあれば安心でしょう。
それぞれのセットの仕方は?
オールバックもリーゼントも自然にしたままだと、あんな髪型にはなりません。重力で下に落ちてきてしまうので、セットする必要があるわけです。固まるタイプの整髪料を用意して、しっかり前髪やサイドの部分を後ろに持っていきましょう。
オールバックを使って薄毛を隠すセットの仕方
前髪を後ろに持っていくこの髪型は、整髪料でベタベタにするイメージでしょうが、じつはとくに重要になるのはドライヤーです。根元までしっかり濡らしたあと、ドライヤーで髪を乾かしましょう。
とくに根元は乾きにくい部分なので、前髪を立たせるように後ろに持っていきます。根元から髪の毛をつかんだ状態で、乾かすとちょうどいいでしょう。そしてしっかり乾いて前髪が立ったら、毛先の部分にハードの固まる整髪料を付けます。
付けすぎると前髪が下に落ちてくるので、様子を見ながらちょっとずつ足していく感じで、セットをするといいでしょう。最後にまたドライヤーで整髪料を固まらせたら完成です。ちなみにうまくセットできないなら、スプレーを使ってもいいですよ!
リーセントを使って薄毛を隠すセットの仕方
オールバックと同様に、リーゼントもドライヤーでしっかりサイドを後ろに流しましょう。前髪よりも長さが短くなっていて乾くのが早いので、丁寧に形を付けてください。
そして整髪料を付けるのですが、しっかりつけるためにクシを使うのがおすすめです。それは髪が短くなっていて、手でセットするのが難しいから。後頭部の中心に寄せるようにセットしたらうまくいきます。
まとめ:セットしだいでオールバックもリーゼントも薄毛の人は似合う!
髪型がきれいに整うと薄毛が紛れて、あなた自身の自信につながるでしょう。とくにリーゼントやオールバックは、髪が隠れやすいおすすめの髪型。日本人独特の顔の形から、薄毛だろうと似合いやすい特徴もあります。
薄毛だからと坊主にするのは最後の砦と考えて、とにかくおしゃれを楽しんで、薄毛の進行も止めてしまいましょう。ちなみに美容院へ行く前は、写真を持っていくのを忘れないでくださいね。
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