刈須磨ジョージです。
誰でも髪の毛が薄くなれば自信がなくなるものですが、坊主にすれば薄毛の境界線が紛れて、パッと見た感じでもわからないですよね。だからこそ外に出たとしても周りの目も気にならなくなり、しかも手入れが簡単で魅力的でしょう。
しかしその坊主には大きな欠点があります。それがすぐに伸びてきてしまうこと。何ミリをキープできていればちょうどいいのか、坊主になったばかりのころはわかりにくいでしょう。
薄毛の人が坊主になった場合、似合う長さが何ミリか、進行具合でそれぞれ違いを見てみてください。
薄毛が坊主にしても不自然じゃない長さってあるの?
もともと薄毛になって気になるのは、頭皮が透けて見えてしまうことでしょう。それをうまくカバーできるものが坊主!伸びている髪の毛の長さを極端に短くすると、その境目がわかりにくくなるので、薄毛にはピッタリの髪型です。
しかし坊主といっても、薄毛にもちょうどいい長さは、何ミリか気になるところ。じつは坊主の長さを決めるのは、個人的に薄毛の状態によって変えるのが、1番いいと思っています。
もちろん長すぎると薄毛がボケないので、どんなに長くても12mmが限界です。そして短すぎるとツルツルのスキンヘッドになるので、3mm程度がちょうどいいでしょう。この範囲内で似合う坊主を、それぞれ進行具合で紹介しておきますね。
薄毛が進行しているなら3mm程度の坊主がおすすめ!
薄毛といっても進行度合いによって大きく違いますが、とくに進行しているといわれるのが、混合タイプ。頭頂部もおでこにかけて生え際も後退してきているのが、このタイプの特徴になります。
坊主でボケさせるのが難しい状態で、なるべく短めにするのがベスト!自然な坊主の限界である3mmだとちょうどいいでしょう。言い方を変えると1分刈りですね。この短さだとすぐに髪の毛が生えてくるので、髭剃りのように頻繁にバリカンを用意しておいたほうがいいでしょう。むしろ美容院や理容室に行っていると、出費がすごくなるので、そのあたりも頭に入れておいてくださいね。
混合タイプの薄毛でないのなら6mmくらいの坊主に!
これくらいの長さになると、さすがに混合タイプの人は薄毛が目立ってしまうので、すぐにバリカンで短くしてください。
しかしそれ以外の頭頂部タイプやM字タイプなどの人は、6mmでも自然に見えてしまうでしょう。もちろんこれも部分的にツルツルになった進行具合だと、さすがに不自然なので、3mmに変更してみてくださいね。
最初から短くするのではなく、長めに残しておいて薄毛が目立っているなら、短く坊主にしていくとうまくいきます。なるべく長めに残すと、坊主はおしゃれになるという認識でいましょう。
全体的な薄毛かM字タイプなら9mmの坊主に!
薄毛がそこまで進行していないM字タイプか、全体的に薄い人は9mmがよく似合います。ここまで長めの坊主だと、全体に同じ長さにする必要はなく、横の部分は短めに刈っていくのがおすすめ!
いかに「薄毛を隠すために坊主にしている」という目で、見られなくするのが、薄毛対策の坊主のポイントです。何ミリに横を刈っていくのがいいの?と思うでしょうが、なるべく自然に見せるために、3mmくらいがちょうどいいでしょう。
長さを変えて坊主をするのは難しいでしょうが、慣れてしまえばすごく簡単です。これも長めに残して、徐々にバリカンで短くしていくと失敗しません。
気にしすぎ!とよく言われる程度の薄毛なら12mmの坊主!
お父さんやおじいちゃんが薄毛だから自分も薄毛になってしまう…という、危機感をもっている人はちょっと頭皮が透けていると、薄毛になってしまっていると思い込む人が多い印象です。
これは私個人の意見なので、すべての人に当てはまらないでしょうが、経験上そんな人は多くいました。たしかにそれでストレスがたまっていて、坊主を使って人の目が気にならなくなるなら、やってみる価値があるでしょう。
そんな人ならとにかく12mm程度で十分!無理に短くする必要はありません。むしろ変に坊主にしてしまうと手入れが楽になる分、髪を伸ばしたときに面倒になるので、ずっと坊主のままの人が大半です。ですからよく考えて坊主にしてくださいね。もちろん仮に12mmくらいの長さで坊主にした場合、おしゃれもしやすい長さなのでおすすめです。ちなみに初めて坊主に挑戦する人なら、これくらいの長さから慣れていくといいでしょう。
薄毛の人がバリカンを使ってセルフで坊主にするポイント
上記でも紹介しましたが、「坊主=ダサい」というのが世間一般的な見方です。それをわかって薄毛をボケさすわけですから、ちょっとでもこのダサさを少なくしたいでしょう。
そこで薄毛の人に合わせた、おしゃれに見せる坊主の刈り方を紹介します。もちろん自分でバリカンを使う方法なので、用意しておいてくださいね。ちなみに美容院や理容室で坊主を注文するなら、以下のポイントを担当する人に相談してみましょう。
サイドは短くしてメリハリをつける
おしゃれな坊主になるためには、とにかくすべて同じ長さにしないことがすごく重要!野球部の坊主を見るとわかるでしょうが、どこを触ってもジョリジョリしているでしょう。あれはすべて同じ長さだからです。そこを崩すためには、坊主レベルになると長さを変えるしかありません。そこで薄毛の人にピッタリな坊主は、ツーブロック風に仕上げること!わかりやすくいえば、横の部分をなるべく短くしてしまえば、おしゃれな坊主になってしまいます。
もちろん薄毛の部分はボケささないといけないので、なるべく長めに残して、不自然でない程度まで短くしてください。これは横の短くした部分と差を出すためでもあります。
これも「薄毛のために坊主にしているわけでない」という、主張の意味でもおしゃれに見せておいたほうがいいですよ。
薄毛の程度によって何ミリか決める
しかし薄毛をボケさせるために、坊主になるのには変わりはありません。ですから薄毛を見せない意味でも、ちょっとずつ長さを変えて、何ミリにするのか決める必要があります。
くどいようですがすぐに短めにすると、すぐにツルツルになってしまうので、長めに髪の毛を残しつつ坊主になってください。これさえ守っていれば、坊主で失敗することはないでしょう。
ちょっとした薄毛なら坊主にする必要もない!
そもそも1度坊主にしてしまったら、元に戻すのはかなり時間がかかってしまいます。ですから坊主になる前に、少し考えてみてください。
「あなたは本当に薄毛なのでしょうか?気にしすぎていませんか?」
意外に人からは薄毛に関して、指摘されることはあまりないので、自分の思い過ごしで薄毛と勘違いすることがよくあります。
むしろちょっとした薄毛程度なら坊主ではなく、髪の毛を長くしてしまったほうが、おしゃれに見えて薄毛は隠れるでしょう。坊主になる前にしっかり考えて、髪型を決めてくださいね。
まとめ:薄毛だからと坊主になるのは最終手段
男性なら坊主になってしまえば、薄毛なんて見えなくなって気が楽になるものです。しかしその長さを間違えてしまうと、逆に薄毛が目立ってしまって逆効果。何ミリにするかしっかり考えて、坊主にするようにしてください。
基本的に薄毛の進行具合で決めてしまうのが、とにかく簡単でおすすめです。進行度合いがひどい人ほど、長さは短くしたほうが、頭皮と同化して薄毛がボケます。
逆に薄毛が進行していない人は、長めに残しておしゃれに見せたほうが、まわりの目が薄毛に行きません。薄毛だからと坊主になるのは、本当に最終手段。元に戻せないからこそ、しっかり考えて坊主になることを考えてくださいね。
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